懐かしのアニソン、思い出してみませんか?~第2夜~
前回の記事から大分間が開きてしまったが、今日は懐かしのアニソン第2夜である。今日はどんな懐かしいアニソンが読者……ひいては筆者の心を抉ってくれるのだろうか?では早速いってみよう。
↓↓↓前回記事
■『あたしンち』より【さらば】
作詞・作曲 - 伊藤俊吾 / 編曲 - キンモクセイ
画像の画質が悪いのは一旦置いておこう。一曲目は、えらけいこ先生による漫画をコミックス、アニメ化した作品『あたしンち』の初代オープニングテーマ【さらば】だ。
これを唄っているキンモクセイは、2008年に解散をしているが、2011年に起こった東日本大震災の被災地支援アルバムの新曲録音のため、再結成をしたのが記憶に新しい。生き生きと描かれる「タチバナ家」という、明るい家族の姿にぴったりとハマった旋律が、今聞いても元気をくれる一曲だ。
■『ヤミと帽子と本の旅人』より【瞳の中の迷宮】
歌手:嘉陽愛子/作詞:Kenn Kato/作曲:渡部チェル/編曲:ats-
『ヤミと帽子と本の旅人』といえば、2002年にオービットから発売されたアダルトゲームだ。アニメ放送当時は、アダルトゲームが原作であるなどとは夢にも思っていなかったばいそん少年ではあったが、時代を経て「なるほどね……」と、意味深な単語を吐くようになったのは皆さん周知の通りだろう。(当時はそういうゲームがあること自体知らなかった)
ただ、アニメの内容はともかくとして、この主題歌はとても鮮烈に記憶に残ったのだ。だからこそ、ここでこうして取り上げさせて貰っている。アマゾンの商品紹介によると――
美少女マルチ・アイドル嘉陽愛子のデビュー・シングル。アニメ『ヤミと帽子と本の旅人』の主題歌でもある本作、{妹}のような存在感を持つ彼女にふさわしい可憐な楽曲に仕上がっている。
と書いてあるのだが、まさにその通り。歌声もそうだが、歌詞が美しい。素直な歌声で歌い上げられる〝大切な人に会いたいけど会えない〟気持ちは、胸に沁みるものがある。現在、iTunesでは原曲が購入できないのが残念な一曲だ。
■『まもって守護月天!』より【さぁ】
作詞 :椎名慶治 / 作曲 :椎名慶治、永谷喬夫 / 編曲:演奏・歌 - SURFACE
さて、ここで当スタジオの椎名ロビン氏も大ファンであるSURFACEの一曲から紹介だ。彼のPNにもある、椎名とは――まぁ、言わなくても分かるね?
『まもって守護月天!』は、スクウェア・エニックスが発行する漫画雑誌・月刊少年ガンガンにて、桜野みねね先生が連載されていた漫画作品をアニメ化したものだ。
アニメ自体は1998年に開始し全22話が放送された。尚、現在も『魔法使いの嫁』のヒットで一躍脚光を浴びた、マッグガーデンが運営するwebコミックサイト・MAGCOMIにて、原作より3年後を描いた『まもって守護月天! 解封の章』が連載されている。
■『BECK』より【HIT IN THE USA】
作詞 :ヒダカトオル / 作曲・編曲・歌 : BEAT CRUSADERS
月刊少年マガジンにてハロルド作石先生が連載。2010年には実写映画化を果たしているバンド漫画の名作『BECK』が2004年にアニメ化した際のオープニングテーマだ。
原作がロックバンドを取り上げているため、OPを歌い上げるのはヒダカトオルを中心に結成された日本のロックバンド・BEAT CRUSADERS。〝いかにもバンド!〟というこの曲は作風にもマッチしていて、ボーカル・ギター・ドラム・キーボードの全てが心地よく響く。
さて、今日はこの位にしておこう。そろそろ懐かしさに心が折れてしまいそうだ。
みなさんの胸にも響く一曲はあっただろうか?また、次回懐かしいアニソンを紹介できれば、と思う。
肥後ばいそん