Studio A.D.S.

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【web漫画日和:チャンピオンクロス編】『ゾンビ少年と殺人鬼少女』を読む。

マジック・ザ・ギャザリング2017プロツアー『アモンケット』が終了しましたね。
「サヒーリ」コンボが環境から姿を消して、群雄割拠となったゲームシーンを制したのは「機体」でもなく「霊気池」でもなく、「ゾンビ」でした。

アーティファクトがスタンダードで全盛だった〝ミラディン・ブロック〟以来のアーティファクトが猛威を振るう環境で、当初は一部族どころかイロモノデッキ扱いをされていた「ゾンビ」 

アモンケットブロックはまだまだ続きます。これからも、腐ったやつらの勢いは止まらないのでしょうか?

さて、そんな「ゾンビ」の話題にちなんで、今日紹介しますのはこの作品。

ゾンビ少年と殺人鬼少女 1 (少年チャンピオン・コミックス)

『ゾンビ少年と殺人鬼少女』

です。著者は田村ゆうき先生。秋田書店が運営するwebマンガサイト・チャンピオンクロス、及び紙媒体として月刊少年チャンピオンにて同時連載中の作品です。

↓↓↓作品概要
とある夏のとある公園で、一組の男女がイチャイチャしていた。

男はゾンビ少年。女は殺人鬼少女のマイ。

ゾンビ君は気づいたらゾンビになっていて、最初に出会ったのが殺人鬼少女のマイであった。

マイは、何度でも殺れるゾンビ君のことがとても好きになっていた。

月刊少年チャンピオンとのW連載!

禁断の(?)ハートフルブラックラブコメ

(チャンピオンクロスより引用)

chancro.jp

不良・ヤンキーを取り上げた作品が多い月チャンの連載作品の中では、かなり異色な作品と言えるかもしれません。ちなみに、アイドルマスターシンデレラガールズのスピンオフ作品である『WILD WILD GIRL』も誌上にて連載されていますが……

これもヤンキー漫画で問題ないね?

さて、作品の中身に移りましょう。この『ゾンビ少年と殺人鬼少女』は、ゾンビと殺人鬼のラブorデスコメディと唄っているだけあって、序盤からかなりハード?な展開が繰り広げられます。まぁ、ゾンビと殺人鬼というそのテの映画が好きな人には堪らない、2大ワードが並んでいるのですから仕方ないでしょう。チャンピオンクロスでは読もうとすると、まず注意書きが出てきますからね。

主人公・マイは恋人のゾンビ君に首ったけの女子高生。彼女は、登場1コマ目から何故か包丁を手にしています。そして、感情が高ぶると殺人衝動に駆られるという恐るべきサイコキラーっぷり。その刃物の腕前は、かの七夜一族もかくやと言わんばかり。君のハートを十七分割ってか!?

しかし、昂ったマイに身体をバラバラにされても死なない当たりが流石ゾンビ君。その不死身の身体で、彼女の愛を全て受け止めます。いや、活字にすると美しい行いみたいですけれど、実際はシンプルにただただ切り刻まれてるだけですからね。

適度にショッキングなシーンを挟みつつ、まぁ、多分どこにでもいるような二人はとても微笑ましい。おじさん二人のこと見守りたくなっちゃうよ。

そんな『ゾンビ少年と殺人鬼少女』ですが、チャンピオンクロスにて第1話とんで第13~15話まで配信中。待望のコミックス一巻も先日の8日に発売したばかり。甘々なラブコメだけじゃなくて、たまには血みどろラブコメ読んでみませんか?

肥後ばいそん