【web漫画日和:ジャンプ+編】『終極エンゲージ』を読む。
いつの間にJT銘柄のタバコの値段が上がったんですかァ!聞いてないよ……ウッウッ
喫煙家の背負いし悲しき宿命なのでしょうね。私は、恐らくタバコが1箱1000円になっても辞められない自信があります。そういう人、多いんじゃないかなぁ。
というワケで、今日紹介しますのはこの作品。
『終極エンゲージ』
原作は江藤俊司氏、漫画は三輪ヨシユキ氏。現在、集英社が運営するweb漫画サイト・少年ジャンプ+にて、毎週日曜に更新中です。
↓↓↓作品概要
「最強」こそ女王の証!宇宙王子の妃を決める一大イベント、『女王決定戦』の覇者となるべく、全宇宙から強者たちが地球に集う!異種間SFバトル開幕!
(少年ジャンプ+より引用)
■花嫁の座を掛けた宇宙戦争
この『終極エンゲージ』の世界観では、地球が宇宙の中心。地球の王は〝地球王〟と呼ばれ、全宇宙でも絶大な権力を持つ存在。その王の〝妃〟となるために、宇宙人の女の子たちが殺し合いをするのですが……結構描写が容赦ない。
一話では、主人公の父親の過去の話が、なんと54ページに渡る大ボリュームで展開されるのですが……『魔法少女まどかマギカ』を彷彿とさせるあんなシーンが、一話からぶち込まれています。
そして、その壮絶なラストで終えた前回大会、その20年後の世界からストーリーは始まります。主人公・クリシュナ=ユガは、14代地球王後継者であり、天才で変わり者。というか変人。彼の独特なロジカルで導き出された〝宇宙最強〟の結論は、先祖代々〝宇宙最強〟の王妃と交わり続けた地球王家の遺伝子を持つ自分が〝宇宙最強〟だというもの。
故に、彼が王妃にしようと画策して作り上げたのは、クリシュナ=ユガ自身のクローンだったのです。そのクローンを鍛え上げ、地球王妃決定戦で優勝させ、結婚しようというのだから驚きの無茶苦茶ロジカルっぷり。彼の母親(13代地球王妃)は、ユガのことをこう評さしています。
何をするか分からない
爆弾のような子だわ
んー。お母さま!おっしゃる通りです!!
しかし、このユガのクローン・カルキがまたンギャワユイ。しかも超強い。主人公・ユガの理論を借りれば、彼のクローンなのですからまぁ、そうなんですが……そりゃあもう強い。
戦うオンナのコってイイですよね。
ストロング・イズ・ビューティフル!
■三輪ヨシユキ氏について
三輪ヨシユキ氏は、長崎県出身の漫画家。『終極エンゲージ』だけでなく、他にも株式会社アルファポリスが運営するweb漫画サイト・アルファポリスにて『THE NEW GATE』を連載されております。こちらは、SAO的なゲームの世界を題材にした作品ですが、こちらも併せて読んでみてはいかがでしょうか?
また、同サイトにてインタビューも掲載されております。
■最後に
さて、花嫁花嫁言ってると親からの「孫の顔が見たい」的なメールの文面を思い出して胃が痛みますが……『終極エンゲージ』は、そんな胃の痛みとは無縁のSFバトルアクション大作。以前紹介した『マッチョグルメ』なんかと同じ新連載の企画で開始した、同期の作品でもあります。現在、ジャンプ+にて全話無料で読むことが出来ますので、読んでみては如何でしょうか?
肥後ばいそん