Studio A.D.S.

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【カードサプライ】スリーブの話をしようじゃないか~第2夜~

 さて、6月に入った。
 マジックザギャザリングにおいても、月間のプロモーションカードが変更され《霊気拠点》(KLD)となり、フライデーナイトマジックなどの店舗イベントも、今月は一層盛り上がりを見せそうだ。そんな中、前回に引き続き面白いスリーブを見つけたので懲りずに紹介しようと思う。

↓↓↓前回記事

ムービック きゃらスリーブコレクション マットシリーズ 「ニンジャスレイヤー」

きゃらスリーブコレクション マットシリーズ 「ニンジャスレイヤー」 (No.MT146)

 一発目は間違いないチョイスのガラスリーブを絶えず供給し続けてくれている、安心安全のムービックさまより『ニンジャスレイヤーフロムアニメイション』ガラの紹介だ。『ニンジャスレイヤー』といえば、Twitter上で一躍話題を掻っ攫ったカルト的人気を誇る作品。

 独特なセリフの言い回し、個性的なキャラクターに魅了された人も多いのではないだろうか?かく言う私も、その一人である。代名詞ともいえる「イヤーーーッ!」や「アイエエエッ!!」などのセリフは衝撃的。余りにも感化されすぎて、私もSHOWロンポウと共に狭い5畳で叫び倒したものだ。

  スリーブのガラは、主人公であり「忍者を殺す忍者」ニンジャスレイヤーこと、フジキド・ケンジ。死屍累々の混沌とした暗黒の中、次なる標的を探すような深紅の忍者装束を纏ったニンジャスレイヤーの鋭い眼差しが何ともスタイリッシュ。

 だが、一つ注意しておきたい点がある。
 それは、アイサツだけはしよう――ということだ。

 因みに、この『ニンジャスレイヤーフロムアニメイション』ガラのスリーブは他にも数種類発売されており、「ゴウランガ!」などの名言のモノも存在している。

ブロッコリー『キャラクタースリーブコレクション 第23弾 永谷園 「梅干し茶づけ」』

キャラクタースリーブコレクション 第23弾 永谷園 「梅干茶づけ」

 ブロッコリーさまが発売しているのが、この「梅干し茶漬け」だ。
 なんのことか分からない?「梅干し茶漬け」だ。なんでもアリじゃねーか!という声も聞こえて来そうだが、確かに――ある意味、もはやスリーブとは〝ジョークグッズ〟の域にまで達してしまっているかもしれない。

 だが、スリーブにこのガラを使おうと言い出した企画者は天才だと私は思う。商品名に〝キャラクタースリーブ〟と銘打ってしまっているのに、まさかの〝お茶漬け〟だ。とてつもないクリエイティブジャンプを下に違いない……その内、「マーボー風かに玉」やらのガラスリーブも発売される日が来るのかもしれない。

■サークル「サンパン」さま『影絵セイバーオルタ』

サンパン カードスリーブ ☆『影絵 セイバーオルタ/illust:ハラダミユキ』★ 【Character1 2017/COMIC1☆11】

「メンテが終わるとどうなる?」

「知らんのか」

「メンテが始まる」

 という『COBRA』の名シーンを使ったコラでも有名なソーシャルゲーム『Fata Grand Order』から、セイバーオルタを使用したガラのスリーブの紹介だ。キャラスリーブ、というと肌色面積が南アフリカ大陸レベルで大きかったり、使用している自分すら悩殺されてしまいそうなイラストのモノも数多く存在しているが……これはどうだろうか?ステンドグラスをイメージしたようなシックなデザインは、いついかなる状況、ショップの大会で使用したとしても全く違和感はないだろう。

 注目したいのは、スリーブの左右。セイバーオルタの宝具『エクスカリバー・モルガン』を柱のように配置している部分。これには私も膝を叩いてしまった。イラストレーター・ハラダミユキさんの愛が伝わってくるようだ。

 と、今回はこれ位にしておこう。
まだまだ素晴らしいスリーブは沢山ある。次回の記事でもまた素晴らしいスリーブを紹介させていただこうと思う。――サプライ、調べれば調べるほど奥が深い世界だ。

肥後ばいそん