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【web漫画日和:となりのヤングジャンプ編】『悟りパパ』を読む

皆さんは何か〝悟っていること〟ありますか?
私はですか?もちろんありますよ。ベロベロに酔っ払った状態でキャバクラに行くな。これですよ。圧倒的悟り……

さて、今日紹介しますのはこの作品。

悟りパパ 1 (ヤングジャンプコミックス)

『悟りパパ』

著者は澤江ポンプ先生。集英社が運営するweb漫画サイト・となりのヤングジャンプにて連載中で、隔週の火曜日に更新がされています。

↓↓↓作品概要

脱サラして「悟り」を開いたパパ。
仏の教えを説きながら主夫業に勤しむパパのことを
(ちょっと変だなと思いつつ)慕う小学生の息子、梵くん。
そして、二人を(ほどよく)見守る会社勤めのママ。

この物語はそんな一家を描いた珍妙なフィクションです。
となりのヤングジャンプより引用)

 ■ある日突然パパが悟ったらあなたはどうしますか?

いや、この記事を読んでいる読者の大半の方がこう思ったはずです。
「悟りパパ」ってなんだよ!! ってね。そりゃあそうでしょうよ!! 私も思いましたもん。〝悟り〟の定義については、未だに人類史として考察され尽くしていないっぽいので言及は控えますが、この『悟りパパ』は間違いなく悟っています。だってどっからどう見てもお釈〇さまなんですもん!! 

実は、このお釈〇さまならぬ悟りパパは元人間(元人間ってなんだよ!!)で、普通のサラリーマンでした。しかし、命を削るような激務に追われる内に倒れてしまいます。そして、肉体から乖離した精神世界の中で〝自分にとって本当に大事なモノ〟を悟るんです……正に、色即是空……(適当にそれっぽいことを言ってみた)

これを読んでくださっている読者の方は、疲労で倒れて悟りを開く前に会社を辞めてくださいね。悪いことは言いません。私も脱サラして悟ろうかしら……

■最後に

この『悟りパパ』ですが、現在コミックス1巻が発売中です。ストーリーの随所にどこかで聞いたことのあるような仏教用語が使われており、ある意味では極めてシュールなギャグ漫画であると共に、肩肘張らずに読むことのできる仏教入門書とも言えるかも知れません。

自宅と会社の往復……退屈な毎日、平凡な日常、なのにとめどなく溢れてくる煩悩。『悟りパパ』はそれらを吹き飛ばしてくれる!? 漫画です。

 

肥後ばいそん

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