Studio A.D.S.

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板野友美 ~AKBとボクと、時々、でんぱ組~

初めまして、StudioADSアイドル担当のSHOWロンポウです。

唐突ですが、僕は板野友美さんが大好きです。大好きすぎて一晩徹夜で出待ちをしたことがあるレベルです。東京ドームで。なので!その思いの丈を、名刺代わりにぶつけたいと思います。大体5000字位で!! では早速行きましょう。ちなみに、この記事にはでんぱ組については一切言及しておりません。(タイトル詐欺!!)

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■〝彼女たち〟との出会いと別れ

出会いと別れ早くない!? と思われた方もいらっしゃるとは思いますが、順を追ってお話して行きましょう。そもそも、板野友美と言う人物をご存知でしょうか?元AKB48、1期生。八重歯とギャル系容姿が特徴的な僕の大天使……いや、女神です。

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どうしようもない僕に天使が降りてきた

まずは出会いから。僕が、初めて「AKB48」というアイドルグループを知ったのは10年近く昔のこと。この頃は、伊藤淳史主演で実写ドラマ化もした『電車男』などの影響もあり、空前の「秋葉原ブーム」でした。遠く九州の真ん中、火の国は熊本の片田舎で高校生だった僕でも「萌え~」とか「ヲタク」という言葉が嫌でも耳に入るようになり始めた時代。

「AKB48」と聞いても初めの印象は〝ヲタクがめっちゃ騒いでるな〟位の印象だったのを今でも覚えています。「AKB48」のインディーズの1stシングル『スカートひらり』、デビュー後の1stシングル『会いたかった』を何となく覚え、友達と行ったカラオケで歌うと「お前オタクかよ~」と仲間内でウケる。ただそれだけのために聞いていたのを覚えています。そこからは、次第に僕自身が彼女たちから離れて行き……最後には見向きもしないようになってしまったのです。

■そして再会

それから4年の月日が経ち2010年。
僕は気が付くと、とてもふくよかな大学生になっていました。うーん……時間の流れ!陽気なキャンパスライフを送っていると、先輩が久しぶりに「AKB48」の名前を出したんです。

「AKBの篠田麻里子がメッチャかわいい」

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そんなことをのたまう先輩を「AKBってあのオタクが好きな?いつからオタクになったんですか~気持ち悪い~」と馬鹿にした僕。「じゃあ、これ見てみろよ」と言われ、渡されたiPodの画面には『ポニーテールとシュシュ』という文字が映し出されていました。

ポニーテールとシュシュ』(通称〝ポニシュシュ〟)と言えば、2010年5月26日にリリースされた「AKB48」のメジャー16枚目のシングル。第2回選抜総選挙AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓ってガチです」』の投票券が封入されたシングルCDです。AKB48グループの曲は星の数ほどあるとは言え、押しも押されぬ神曲といっても過言ではないでしょう。

それでも、当時馬鹿にしていた僕は鼻歌交じりにイヤホンを耳に挿し『ポニシュシュ』を再生。ここまでは良かったんですよ。ここまでは。視聴1度目が終わり、僕は大切な何かを失くしていたんです。開いた口が塞がらない、上手く言葉が出て来ない。

――そう、言葉を失っていました。

その後無言で2回目、3回目を頭戻しして視聴。AKB沼に落ちた瞬間です。しかし、この時目に止まったのは大島優子だったんですね。そして、ここから本格的にAKB48にハマる訳です。ちなみに、僕の大島優子推し期間は4日。3日坊主ではなかったので評価されるべきだろうと今でも自負してます。

この4days fell in love(巻き舌)に何があったかと言いますと、僕は基本的に好きなものを見つけると情報強者から情報収集をしようとするんです。ここで登場するのが、古参ヲタ「サトちゃん」。サトちゃんは初期の頃から追っかけていた師匠とも呼べるヲタク。

「サトちゃんはAKBで誰が好きなの?」
「お前も好きそうなギャル見たいな見た目した板野友美って子」
「見せて~」
「コレ」

そう、ここが僕と板野友美のターニングポイントでした。チョロイ?そんな馬鹿な。初めて見せて貰った板野友美は集合写真の中、1人輝いて見えたんです。大勢の女の子の中で、一際目立つ金色の笑顔は大輪の花。小さな口の端からチラリとこぼれる、蠱惑的な八重歯で完全にノックアウト。その瞬間から、気が付けば約7年近く板野友美さんを推しています。

板野友美さんが可愛すぎる4つの理由

①とりあえず顔〝も〟イイ女

やはり、何を言おうと可愛いのだ。
笑顔が可愛い。メンバーと楽しそうに談話に興じているオフショットなど、感動すら覚える。微笑んでる顔も可愛い。ステージでミスした後輩を優しく諭す姿などは、もう堪らない。怒ってる顔も可愛い。彼女らもアイドルとはいえ、まだ年端も行かぬ少女。メンバーと本気で意見をぶつけ合う表情も最高だ。前で誰かが喋っていて「どうせ自分の番じゃない」と気を抜いてる顔など絶頂すら覚える。

だけど、写真に撮られるのはあまり上手ではない……それは、とてもとても悲しいものだ。と、思わず少佐殿構文が出てしまいましたが、彼女が見せるどの表情も至高なのです。そう、〝顔〟とは彼女の表情のことに他ならないのです。

 AKBのシングルCD通常盤には「生写真」という、どこが『生』なのか全く分からない写真が付いてくるんですが(同梱される写真はメンバー全体からランダム)その生写真。確かに良いのはとてもイイ。

しかし、これにあえて僕は苦言を呈します。

「写真、もうちょっとイイのあったんじゃない?っていつも思うわけですよ。」撮る人間のセンスなのか選ぶ人間のセンスなのか、撮られる人間のセンスなのか……はたまた、見る人間のセンスなのか? 

まぁ、どこがズレてるのかは分かりませんけども。「全てが合致する」or「どこかで妥協する」ではない限り、決して写真では満足は得られないんです……(そもそも、写真位で満足してはイケない)

な・の・で!! だからこそ!! 動いてる、板野友美さんを見て頂きたい。本物を!実物を!ステージの上で輝きを放つ彼女をその目で見ていただきたい!! これは自信もって言えますね!

(自分の体験を入れて下さい) 

しかし、早々本物を間近で見れるタイミングは無いワケです。近所の世話焼きおばあちゃんとは違うのですから。あの頃『会いに行けるアイドル』だった板野友美さんは、今や『アーティスト』となっているのです。そこで僕らに味方するのがYoutube。みんな大好きYoutube

辛く、苦しかった時期を乗り越え、武道館やドームツアー、そして紅白と……国民的アイドルグループにまでのし上がったグループの一期生として、センターもこなした『板野友美』と、YouTubeで検索を掛けるだけの簡単なお仕事。感想は別にレポートにしなくても大丈夫です。声にならない叫びはそっと心にしまっておいて下さい。

②その美声に酔いな

動画を見ろと言いましたが、そこで注目して欲しいのが声。
歌声は勿論のこと、普段話してる声もイイ。軽く鼻にかかったあの甘い声、当たり前のことながら誰にも真似出来ない良さがそこにはあります。聞くだけで脳内お花畑。ガーデンオブアヴァロン。

歌唱力は無いと叩かれたりもしますが……そんなのものはハナから「歌はヘタ」と決めつけて聞いたら、イイ物も良くは聞こえない道理。叩いてるテメェよりは、100%上手ェよって話ですよ。彼女たちは曲がりなりにもレッスンを受けている〝プロ〟なのですから。

今から見るのであればおススメするのは、過去放送された『AKBINGO』や、『マジすか学園』ではなく。初期の代表作を聞いてみて下さい。AKB48」としてではなく「板野友美」として発表した1stシングル『Dear J』は、「AKB48」グループから初のソロデビューを飾ったシングルです。

発売されるや否や、オリコンシングルチャート週間2位を勝ち取り、まるでソロシンガー「板野友美」をそのまま表現したかのようなクールな曲調で多くのファンを魅了しました。女性のソロシンガー名義の曲としてリリース初週で15万枚を超えたのは、かの宇多田ヒカルさんの『Flavor Of Life』以来というのだから、その凄さが分かって頂けるはず。

そして、前述したような記録を打ち立てた『Dear J』から始まり、現時点で8枚のシングルを発表。アルバムのリリースは2枚。ただ、数ある彼女の曲の中でも僕のおススメは2ndシングル『ふいに』のMV。

この曲のキャッチコピーは〝私のことを好きだったら、手を繋いで欲しい〟です。この曲は、女性向けのバッグやゴルフフェアを展開するブランド『Samantha thavasa』の派生ブランド『Samantha Vega』とコラボした『Samantha♡板野友美スペシャルコラボCMソングにも使われていた曲。

 高級そうな車内。燃えるような赤いドレスを着て気持ちよさそうに歌っている姿には、息を呑むような妖艶さがあります。煌びやかなアクセサリーや、脱ぎ捨てられたのであろうドレスが散漫した衣装部屋で〝オトナの板野友美〟が見せる「今日は何を着ようかしら」と迷っている表情。

ガッツリ、それはもうガッツリと大胆に肩口の開いた衣装に身を包み、サマンサタバサのバッグを片手にドヤ顔で街を闊歩している姿にはスタンディングオベーション。鳴り止まないカーテンコール。僕から言わせれば可愛くない瞬間なんて一瞬たりともありませんけどね!! 

 

③女優としての板野友美に刮目せよ

板野友美さんの演技にも注目。『のぞきめ』(2016年公開/角川)という映画で主演を務めています。この映画は推理小説家・三津田信三先生の著書を基に、三木康一郎氏がメガホンを取った作品です。ちなみにこの三木監督。ある特定の世代には懐かしい『ウッチャンナンチャン炎のチャレンジャー』にて、あの電撃イライラ棒を考案した伝説の演出家でもあります。

内容は、板野友美さんが演じる、テレビ局のアシスタントディレクター・三嶋綾乃が、ある青年の怪死事件を取材するうち、彼女自身にも『のぞきめ』の恐怖が襲いかかる……といった内容なんですが。映画館というビッグスクリーンの中で彼女が動いてる姿を見た時は、「元気にやってるようだ。」と、胸に去来した謎の元カレ感で涙したのを思い出します。ちなみにこの映画。ホラーがあまり得意ではない自分にとってはめちゃくちゃ怖かったんです!観劇中は、変な声が出そうになるのを舌を噛んで抑えてました。

そして、女優・板野友美と言えば、テレビ東京系列で2010年に放送されていた『マジすか学園』、更にその翌年に同じ枠で放送された『マジすか学園2』は外せない作品でしょう。この2本に主人公・前田敦子が通う馬路須加女学園(通称マジ女)に集うヤンキーたちの頂点・吹奏楽部(通称ラッパッパ)の四天王・シブヤ役として出演しています。

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なんとヒール役の似合うことでしょうか。ピンクとベージュをメインカラーに、背中に金魚の刺繍入りスカジャンに、ピンクのフィンガーレスグローブ。そして、絶対タイマン主義――。“ギャルルンッ♡”とした風貌からは考えられないような、熱いハートを持っているヤンキーを板野さんは熱演してくれました。

劇中では、確かに一撃で前田敦子に敗れてしまってはいるものの『マジすか学園2』でシブヤは、彼女が居ないと物語が始まらない位の重要な役どころ。若干のぎこちなさを見せながらも、一生懸命にシブヤ演じる姿。一挙手一投足が愛おしくてたまらない!! もう、なんやかんやいう前に見て欲し……いや、見ろ!!

④アンチ力こそ人気力

AKB48に限らず、他の女性アイドルやジャニーズなどの男性アイドルだけでなく有名人には、感情のまま暴言や批判を吐く「アンチ」という存在が切っても切れないものです。それではここで『板野友美』と検索エンジンYahoo!さんで調べてみましょう。

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……ではGoogle先生お願いします!

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……

…………おい!なんだこれは!

だけどな、こんなん知ってるんですよ!! 似たような記事を何十本読んだと思ってんだよ!! 読んで、噛み砕いて、理解して、納得した上で推してんだよ!…おっと熱くなってしまいましたが分かってるんですよ僕も。完全に言えることは「全くのその通り」

本人からの証言は全くないので、確定かどうかなんて世界で数人しか知らない芸能界の闇……だが、それがいいんですよ! 「その傷がいい!これこそ生涯をかけ殿を守り通した忠義の甲冑ではござらんか!!」前田慶次も言ってるから!

それこそ老けたらどうだ~とか、生まれた子供がこうだ~とかそんなん本人も分かってる事でしょう。スキャンダルにしてもザイルさんとこTAKAHIROさんとの熱愛記事でしょ、同じマンションに住んでたとか……そんなんを全てひっくるめても「今を生きてる」彼女がいいんですよ。

叩かれる材料が増える度に、スキャンダルの記事が目に入る度に、今まで2.5次元として見ていた彼女の人間味がドンドン2.6次元、2.7次元と3.0次元に近づいて行って僕の中の推し度は増すばかり。中傷記事?ドンとこい。

 アイドルのスキャンダルが浮彫になった、瞬間グッズや写真を捨てたり燃やしたり……更には「俺、推すの辞めるわ、オタク辞めるわ!!」とか発狂しているファンの話を聞きますが、僕から言わせるとそんな輩は元々『ファン』にすら成りきれてないですからね。そのアイドルに関して起こりうる、起こった全ての事象を丸っと愛さずに何が〝ファン〟でしょうか。アイドルの名前を口にするものおこがましいですよ。

■最後に

板野友美』の素晴らしさと、僕の愛は伝わったでしょうか?
正直なところ、画面の前のあアナタに伝わらずとも、伝わる人間にだけ伝わればイイと思ってます。少しでも気になった方は動画を見てください。CDを買ってください。彼女の全てを見てください。

1番近い逢えるチャンスは,来月4月8日に神奈川県川崎市ラゾーナ川崎プラザで行われる9thシングル(タイトルはまだ未定)の発売記念イベントとなっております。このイベント、なんと1年ぶりのリリースイベントとなっております。僕ですか?既に休みは取りました。ミニライブ+ハイタッチ会もあると言うじゃないですか、行かなきゃ損。

2017年4月8日:板野友美9th SINGLE『タイトル未定』発売記念イベント - 板野友美(Tomomi Itano)オフィシャルサイト

 

この記事を書けば書くほど、僕の中での板野友美熱が再熱しているのが分かりました。そして、そのほとばしるほどの熱量がお分かりいただけたかと思います。1%でも気になったそこのあなた!! アナタですよ!! 是非『板野友美』を推してみては?最後まで読んで頂きありがとうございました!

全ての『Dear J』に捧ぐ。

 

SHOWロンポウ