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知ってるとちょっと便利なインターネット接続の知識

こんばんわ、アスカです。

 

昨日書いたPCの話がかなり大雑把だったにも関わらず多くの人が読んでくれたようなので、このまま雑学シリーズ書いていきたいと思います。

違うんです、ネタがなかったとかじゃないんです。

 

以前PCメーカーのサポートセンターで働いていたことがあるんですが、意外とユーザーの知識が乏しいことに驚いたことがあるんですよね。

だったら意外とこういうの知らないんじゃないかなぁって言うのを紹介していこうかなと思います。

 

前に書いたWin10での応急処置的な記事とも被る部分がございますが、ご了承くださいませ。また、あくまで一般的な方法であり、トラブルが起きた際にはメーカーのサポートへ連絡した方が無難です。

自己責任でお願いします。あくまで知識としての紹介ですよ!!

 

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インターネット回線の種類

一般的にインターネットの接続方法は二種類あります。

ルーターとパソコンをLANケーブルで繋ぐ有線(イーサネット)と、ルーターから電波を飛ばして受信する無線(Wi-Fiもしくはワイヤレス)と言います。

 

 

ルーターはこんな感じの四角い機械。購入するタイプと回線業者からレンタル出来るタイプがある。

 

以前は有線での接続が多かったのですが、現在は無線の方が多いと思います。

 

有線と無線のメリットとデメリット

有線のメリット

・通信が安定している

・接続が簡単

 

 有線のデメリット

・場所が限定される

・複数の端末で使いにくい

 

LANケーブルで繋ぐため、インターネット接続は有線の方が圧倒的に安定しています。

安定しているので通信速度も高く、接続自体もケーブルを繋ぐだけなので簡単です。

 

 

無線のメリット

・ケーブルが無いので場所の融通が利く

・複数の端末でも使いやすい

 

無線のデメリット

・通信が不安定になる

SSIDやセキュリティキーと言うものが必要になる

 

無線のメリットはやはり場所をあまり選ばないというところです。

ただし、気を付けなければならないのが融通は効きますが、環境によって接続状況がかなり変化するという点です。

例えば、鉄骨が多く使われている建物や、分厚い扉などを多く挟んでしまうような場所、間に電子レンジのような家電製品がある場所は接続が不安定になります。

また、あまりパソコンなどに詳しくない人はSSIDやセキュリティキーを管理していても、何のことかわからないと言うことが出てくるでしょう。

 

 

インターネットが接続しなくなったときにすること

1、ルーターを再起動する

2、Windows8以降は高速スタートアップ機能を一時的に無効化する

3、IPアドレスを確認する

4、デバイスマネージャーからドライバの入れ直しを行う

5、セキュリティソフトやソフトウェアの影響を考える

6、システムの復元を行う

7、再セットアップ(初期化)を実行する

 

順番に説明していきます。

 

まず、ルーターの初期化です。

これは記事の初めにも出てきた箱型の機械の電源を入れなおすことです。

BUFFALO ブロードステーション リモートアクセス&Giga対応 有線LANルーター BHR-4GRV2

スイッチがある機械もありますが、基本的には電源ケーブルの抜き差しで大丈夫です。

 

次に、高速スタートアップ機能を一時的に無効にする、ということですが機能に関しては気にしなくてもいいです。

(また別途記事にするかも知れませんが)

 

操作に関してはいくつか方法がありますが、一番簡単なのはShiftキーを押しながら再起動をクリックする方法です。

詳細はこちら。

 

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ネットワークトラブルだけでなく、他にもトラブルが発生していてスタートボタンが反応しなかったりする場合には、設定ボタンが反応するなら「設定」>「更新とセキュリティ」>「回復」>「今すぐ再起動する」でも無効にできます。

また、Ctrl+Alt+Delが反応するなら、一度ロック画面や切り替え画面になってから電源ボタンが反応するか試してみるのも手です。

 

3、IPアドレスを確認する

これもIPアドレスの確認方法がいくつかあります。

ただし、Windowsのバージョンによって操作が異なるのであまり操作が変わらない方法を紹介します。

 

Windows7の場合

左下のスタートボタン > アクセサリ > コマンドプロンプトの順にクリックします。

黒い画面が出てくるので、そこに「ipconfig」もしくは「ipconfig/all」と入力します。

(カッコ内のアルファベットだけで大丈夫です)

 

Windows8以降の場合

スタートボタンを右クリックします。(Windows8の場合はスタートボタンがないことがあるので、その場合はWindowsキー+X)

そうすると、左下にメニューが出てくるのでその中の「コマンドプロンプト」をクリックします。

Windows7と同じように「ipconfig」もしくは「ipconfig/all」と入力すれば、ネットワーク情報が黒い画面に表示されます。

 

さて、ここからですが表示された中からIPv4アドレス」を探します。

見つかりにくい場合はデフォルトゲートウェイと書かれている場所が見つかればその近くです。

どうしてもIPv4アドレスが見つからない場合は、そもそもインターネットに接続出来ていないことがあるので、プロバイダ(インターネットの回線を契約している会社)へ連絡しましょう。

 

IPv4アドレスが見つかったら、その隣の数字を確認します。

その数字が192.168.~となっていたら、パソコン側のトラブルの可能性が高いです。

その時は、メーカーサポートへ連絡を行い、サポートを受けるのが無難でしょう。

PCの知識がある人なら、そのままドライバの入れ直しなどを行っても構いません。

 

数字がそのほかの場合、例えば169.254.~から始まる場合などは、まずプロバイダへ相談してみましょう。

パソコンとルーター間は問題ないが、ルーターとインターネットの接続が上手く出来ていないことが多いです。

 

まとめ

ざっと書きましたが、大体こんな感じで解決することが多いです。

特に1~4の操作でほとんど直ります。

よく壊れたと思う人がいますが、ほとんどがシステム的なトラブルなので修理に出さなくて済みます。

ただし、修理に出せない分、回線の問題やご利用環境、使用方法やOSの問題など、原因が様々で根本的な解決に至らないケースも多々あります。

(機械的な故障でないので、メーカーもどうしようもない)

 

その場合は、最悪住環境ごと変えてしまわなければどうしようもないことがあります。

(マンションごとに契約している回線があまりよくないとか)

 

そんなどうしようもないこともありますが、今日紹介した手順で7~8割がたは解決するかなぁと思います。システム的なトラブルの場合、大体初期化する前にシステムの復元で直ることが多いです。

また、ここで紹介した手順はあくまで一般的な手順であり、メーカーの公式HPにも記載があります。

お使いのメーカーの公式手順を試した方が得策です!!!!

 

あくまで予備知識として吸収してお使いいただければと思います。

 

逆引きインターネット接続ガイド

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