Studio A.D.S.

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パソコンを選ぶときに見るべきポイント

こんばんわ、アスカです。

 

もうすぐ新年度が始まりますねー。

新大学生や新社会人になる方もいらっしゃるかと思います。

「大学で使うから」や「今年こそ勉強したい」とか「Vistaのサポートが終わるし……」と言うことで、パソコンを買い替える人が多いでしょう。

 

そこで、一応IT系の会社で働く私がパソコンを買うときに何を見ればいいか、用語の説明含め書いていきたいと思います。

 

是非とも参照してくださいませ!

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パソコンの種類

まず初めにパソコンの種類について簡単にご説明していきたいと思います。

そんなこと知ってると思う方もいらっしゃるかと思いますが、意外と知らないこともあったりするかも知れませんよ!

 

ノートパソコン

2016 東芝 dynabook B45/A PB45ANAD4RDAD81 Windows7 Pro 32/64Bit Celeron HDD500GB メモリ4GB DVDスーパーマルチドライブ 高速無線LAN IEEE802.11ac/a/b/g/n Bluetooth 10キー付キーボード バッテリー長持ち最大約8時間 15.6型LED液晶搭載ノートパソコン Win10 Proリカバリメディア付でOS入替え可

まず初めにノートパソコンです。

では、メリットとデメリットで見ていきましょう。

 

メリット

持ち運びができるので場所を選ばない

 

デメリット

・デスクトップと比べるとカスタマイズが難しいので多様性に欠ける

・壊れやすい

・デスクトップに比べると性能の割に値段が高い

 

こうして見るとメリットが少ないように思いますが、この持ち運びが出来るというのが最大のメリットです。

最近ではタブレットスマホの発展も著しいですが、やはりスマホタブレットの性能では中途半端となってしまうことも少なくありません。

また、予算に余裕があるのなら高額にはなりますが、デスクトップに負けない性能のノートPCも数多く発売されるようになりました。

 

また、デメリットに多様性に欠けると書きましたが、PC市場が労働形態の多様性を商機と見て、現在様々なノートPCの開発にも乗り出しています。

headlines.yahoo.co.jp

現状でも、低コストで買えるようなタブレットPCや逆にノートPCでもオンラインゲームが出来るようなハイスペックパソコンも存在しており、今後更に選択肢の幅は広がることでしょう。

 

デスクトップパソコン

次にデスクトップパソコンですが、こちらは据え置き型のパソコンになります。

 

■メリット

・様々なカスタマイズが可能

・スペックが高い

 

■デメリット

・持ち運びが出来ない

 

メリットとしてはカスタマイズがノートPCなどと比べると簡単で、更に性能も高いので自宅でがっつり作業などを行うのに向いているパソコンとなります。以前まではタワー型と呼ばれるパソコンが一般的でしたが、昨今では更に一体型と呼ばれるパソコンが多く普及しています。

 

タワー型の特徴

タワー型のデスクトップパソコンはPC本体とモニターが別々のタイプになります。

NEC デスクトップパソコンLAVIE Desk Tower DT150/FAW※19.5型ディスプレイ セットモデル(Office Personal Premium プラス Office 365 サービス)PC-DT150FAW

モニターとPC本体が別になっているため、自分でメンテナンスを行ったり、パーツの換装がしやすく、玄人にとっては大変使いやすく壊れにくく、仮に壊れたとしても修理がしやすいものとなっております。

 

一体型の特徴

日本電気 LAVIE Desk All-in-one - DA370/CAW ファインホワイト PC-DA370CAW

一体型のパソコンはテレビのような形になっており、本体とモニターが一体となっているので、タワー型に比べるとコンパクトになっております。

また、リモコン操作で電源を入れることが出来たり、テレビ機能も付いていることが多いです。

一体型はパソコンとしての用途以外の機能が多くついていることが多いですが、その分

値段もタワー型に比べると少し高いことが多いと思います。

 

また、コンパクトになった反面、デスクトップでありながらノートパソコンのようにメンテナンスがにしくくなったり、機械的な故障が起きた際に自身で修理などが困難な場合が多いです。

ただし、タワー型の場合でもそもそもパソコンに詳しくないと自身で修理と言うのが出来ないと思いますので、初心者の方はあまり気にしなくても大丈夫でしょう。

 

国産メーカーと海外メーカー

国産か海外産かの大きな違いは受けられるサポートが手厚いかどうかになります。

 

基本的にサポートが厚いのは国内メーカーになります。

修理したかどうかの問診や、使い方や設定の相談を無料でサポートを受けることが可能で、サポートも大変親切なものになっております。

また、初めから入っているソフトの種類も豊富で、簡単設定など初心者にも優しい設計となっております。その反面、値段は割高です。

 

逆に海外産のパソコンは同スペックのパソコンと比べた際に、コストが低いことが多いです。

ただし、上記にも書いたようにサポートは国産メーカーのものが手厚く、海外産の場合はほとんど無料で受けることが出来ないと思った方がよいでしょう。

基本的に自分で設定や、故障の問診などが出来る方が買った方が得策です。

 

スペック面

最後にスペック面について解説していきたい思います。

 

スペック面で注目する点はこちらです。

 

Windowsのバージョン

・CPU

・メモリ

・ストレージの容量

・グラフィックボード

・office製品の有無

 

 

Windowsのバージョン

現在、最新のものはWindows10です。

店頭に並んでいるものは基本的には、このWindows10になるかと思いますが、現在でも販売店によってはWindows8.1のものもあるかと思います。

特にネットで購入する際には注意が必要です。

Windows Vistaというバージョンは今年の4月にサポートが終了してしまい、次のWindows7もサポート終了まで3年ほどとなっております。

長く使いたい人は注意しましょう。

 

因みにサポートが終了するとどうなるのかと言うと、セキュリティの脆弱性(セキュリティの穴みたいなもの)を更新してくれません。なのでウイルスに感染しやすくなります。

また、インターネットのブラウザ(インターネットを閲覧するためのアプリ)も更新されなくなるので、そのうちインターネットも使えなくなってしまいます。

もちろん、マイクロソフトや販売メーカーのサポートも受けられなくなることが多いです。

 

CPU

CPUとはパソコンで計算を行う部分に該当します。

CPUの性能が高いと同時に処理できる計算が多くなり、性能が低いと同時に処理できる計算が少なくなります。

 

調理場のコンロに例えると、コンロが二口あるのか、一口しかないのかで考えるとわかりやすいかと思います。

高性能なものほど作業しながら別の作業を行うことが可能になります。

例えばYoutubeを流しながらExcelなどで資料を作ったり、ゲームをしながら音声チャットを行ってもラグが減ります。

 

簡単な目安としては〇〇GHzと書かれている数値が高い方が高性能と思っておいて問題ないです。

 

メモリ

メモリとは一時的にデータを保存したりする場所で、調理場に例えるとまな板の部分になります。

メモリが高性能なほど材料などを多く置くことが出来、出来る作業も増えます。

〇〇GBと書かれている数字が大きい方が高性能となります。

 

普通の使い方であれば4GBあれば十分ですが、ゲームや動画の編集など負荷が高い作業を行う場合は、8GBや予算が潤沢出ればそれ以上のものを選べばいいでしょう。

※家庭用なら大体8GBで事足ります。

 

ストレージの容量

データを保存できる量のことです。調理場で例えるなら冷蔵庫になります。

もちろん、容量が大きいほど保存できる量が増えます。

また、以前はHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、最近ではSSD(ソリッドステートドライブ)が頭角を現してきました。

 

簡単に違いを説明すると以下となります。

HDD:ディスクが回転するので壊れやすい。保存できる容量は多い。

SSD:回転しないので静かで壊れにくい。保存できる量は少ない。

 

HDDとSSDどちらが良いかは正直好みとなります。

容量に関しては、自身がたくさんのゲームや音楽を扱うのか、それともインターネットが主流であとは写真などを楽しむのかなどによって変わってきます。

ただし、容量が少なくても外付けのHDDやUSBメモリと言う外部記憶装置も販売されているので、足りなくなったときはこれを使えば問題ありません。

 

 

 

 

グラフィックボード

こちらに関してはオンラインゲームで遊ぶかどうかで決めてもらって大丈夫です。

3Dの映像を楽しみたい方は、グラフィックボードの性能が高いものを、それ以外は特に気にしなくても大丈夫です。

ただし、高性能なものはかなり高額なものになりますので、ゲーミングパソコンをお求めの方は、別途調べた方が無難です。

また、オンラインゲームで遊びたいのであれば一体型よりはタワー型のデスクトップパソコンの方がよいでしょう。

 

office製品の有無

最後にマイクロソフト社が提供しているoffice製品が入っているかどうかです。

office製品とはいわゆるWordやExcelPowerPointOutlookなどのことです。

初めから導入されているパソコンはその分値段が高くなります。

特に利用しないのであれば、入っていないものを選ぶことでかなり予算を抑えることが出来ます。

もし必要になれば、別途購入することも可能です。

ただし、製品版であればセットで3万円前後。

1年版でも1万円前後の値段がかかるので、利用するのであれば最初から導入されているものの方が安全です。

ネットで購入する場合は特にoffice製品の有無をしっかり確認しましょう。

安いからと言って即断すると後で余計にお値段がかかってしまうことがあります。

 

長くなってしまいましたが以上となります。

パソコンは高額なものですので失敗しないように、しっかりと用途に合ったパソコンを選んで損しないようにしましょう。