Studio A.D.S.

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【春の新アニメ!!】~『Re:CREATORS』を見る~

さて、番組編成の時期になり……ヲタクにとってもハズせないホットな時期がやって参りました。ヲタクにとっての番組編成とは、それすなわち新アニメのスタート!! 今季も、実に様々なアニメが始まりまっています。

今なお、絶大な人気を誇るスマホゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』内で展開している4コマ漫画を原作とした『アイドルマスターシンデレラガールズ劇場』。また、『四畳半神話大系』などでおなじみの、森見登美彦さんによる小説を原作とした『有頂天家族』の第2期。更には今、最も勢いのあるアニメ制作会社と言っても過言ではない!? P.A.WORKSによる『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続くお仕事シリーズ第3弾『サクラクエスト』etc……数えきれないほどの新作が発表されています。

諸兄においては睡眠時間という〝命〟に等しい時間を削って見るに相応しい新アニメを選別に掛かっていることだろうと思うのですが……今回は、私的に今一番おススメしたいアニメにフィーチャーしたいと思います。

■広江先生を信じろ 

それは『BLACK LAGOON』の広江礼威先生が原作・キャラクター原案を務める新作アニメ。

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Re:CREATORSです。

↓↓↓作品概要
人は、その手で多くの物語を創造してきた。

喜び、悲しみ、怒り、感動。
物語は人々の感情を揺れ動かし、魅了する。

しかし、それは傍観者としての感想にすぎない。

もしも、物語の登場人物たちに〝意思〟があるとしたら、
彼らにとって、物語を生み出した我々は神の存在なのだろうか?

――我らに世界の変革うぃ。
――神々の地に制裁を。

Re:CREATORS

誰もが皆、《創造主》になる。

Re:CREATORS公式HPより) 

そもそも、大前提として『BLACK LAGOON』の広江先生が原作・キャラクター原案という時点で〝ブラクリスト〟(今作った呼び方)な私としては、それだけで期待値爆上がりなのですよ。しかし、AnimeJapan2017で公開されたキービジュアルでは、内容が全く予想できませんでした。なんか巨大ロボいるし、アスナみたいなのいるし、髪の毛紫に染めた金時みたいなのもいますよね……挙句、魔法少女と来た!! なんだこれ! カオス!!

■広江先生以外も信じろ

制作陣もカオス強力なスタッフが揃っています。何と言っても、これまた私が〝神アニメ〟だと信じてやまないアニメである『Fate Zero』の監督を務めたあおきえい氏を中心に、PC98の時代から業界を支え続けて来たアニメーター・牧野竜一氏をキャラクターデザイン、総作監に据え……

『劇場版ガールズ&パンツァー』において、かの有名な大洗シーサイドホテルの爆破カットを鮮烈に描き『艦隊これくしょん』や『幼女戦記』でも、その手腕を振るう〝爆発エフェクトの魔法使い〟(今作った)橋本敬史氏など、どこをとっても隙のないスタッフがそろい踏みしております。

アニメ業界のオーシャンズ11や~!!(適当)

■異世界転生は……しませェん!!

主人公・水篠颯太は高校生。ある日、愛用のタブレットで今季イチオシなのであろうアニメ『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』を見ていると、急にバグり出すタブレットの画面。砂嵐のように映し出されるのは、見たことも無いような謎の英語の羅列……デジモンロックマンエグゼを思い出すなぁ! 

彼は気が付くと、今まで見ていたアニメの世界に立っていました。そして、目の前にはそのアニメのキャラクターであるセレジア・ユピティリアと、軍服の姫君が!! 激しい戦闘に巻き込まれながらも、また気が付くと現実の世界へ――と、ここまで書いといて何ですが、すげぇ展開だなこのアニメ。

未だに様々なコンテンツで使われ続けている〝異世界転生〟ですが……『Re:CREATORS』は、異世界に行って速攻帰って来ちゃうんですね。しかも、その後『フォーゲルシュバリエ』の中のキャラクターが逆に現実に来ちゃう。「えへ、来ちゃった」とばかりにですよ?ウチにも誰かこねーかな。 あ、でも異世界の人でも代々木公園は爆破しちゃいけませんよ!!(気になる人はアニメを見よう)

■主題歌も聞き逃しは出来ない

主題歌は『gravityWall』。様々なコンテンツの劇伴を手掛ける澤野弘之氏がプロデュースした本楽曲。ボーカルに、TielleとGemieを据え制作されたオリジナル。こちらも、作品の世界観にバチっとハマっていてメロディも最高にCool!

同じ広江作品であり、MELLが唄う『BLACK LAGOON』のOP『Red franction』も、原作が持つダークな疾走感を完璧にハメて来ましたが……今回も負けず劣らず素晴らしい。CD買っちゃうよ……こんなのってないよ……

■最後に

〝広江作品〟と言えば、その魅力は『分かりやすく、カッコいい』部分にあるのではないかと私は思います。このRe:CREATORS』も、派手なアクションシーンやセリフ回しなど、図らずも〝燃え〟ポイントは様々。まだ放送は始まったばかりで、謎や複線も随所に散りばめられているので、今後の展開にも相当期待が出来ます。

そして、小学館が運営するweb漫画サイト・サンデーうぇぶりでは、広江礼威先生によるRe:CREATORS』の原作テキスト『Re:CREATORS NAKED』が毎日更新中。これを併せて読めば、世界観がグッと広がること間違いなしです。

今季アニメ、何を見ようか迷っているそこのアナタにおススメしたいRe:CREATORS今日は紹介させて頂きました。

肥後ばいそん