【稀代の幼女棋士】『りゅうおうのおしごと！』を読む

皆さん、こんにちはこんばんは。

駄犬です。

滅多にライトノベル通称「ラノベ」というものを読まない私ですが、最近密かにハマっている作品があります。それがこちら。

　　　　　　　

『りゅうおうのおしごと！』

『のうりん』などを手掛けられている白鳥士郎氏の新作であります。
このタイトル、非常に盛り上がってるんです。一巻発売時点で帯にもあるようにコミカライズ化＆ドラマCD化が決定。因みに、コミカライズ版もスクウェア・エニックス発刊のヤングガンガンにて大好評連載中。

■ただの美少女ロリ作品と侮るなかれ

この作品。表紙を見ても分かる通り幼女が出てきます。
いいですか？幼女が出てきます。

しかもその幼女が将棋の天才。それはもう天才。アインシュタインもびっくり。しかし、内容をよくよく読んでみれば単純なキャラ萌の小説ではないことが分かります。
将棋がいまいち分からなくても手に汗握る緊張感漂う対局シーン。思わず目頭が熱くなるような師弟の絆。少年マンガ的なアツさも兼ね備えた作品なのです、

■「意外性」のケミストリー

男性二人組の某ユニットのことではありませんよ？幼女×将棋。この組み合わせですね。組み合わせの意外性。この法則に則った作品は近年すべからくヒットを飛ばしてます。記憶に新しいものだと……
戦車×少女＝ガールズ＆パンツァー
戦艦×女の子＝艦隊これくしょん
麻雀×少女＝咲-Saki-

が挙げられるでしょうか？後は先日女子高生×車の『カーグラフィティJK』を紹介させていただきましたね。

この『りゅうおうのおしごと！』ですが、既刊の４巻に加え新刊の５巻も本日14日より発売開始。コミカライズ版も最新４巻がすでに発売中です。この勢いでアニメ化！なんて流れもあるかも知れませんね。いずれにせよ、目を離せないタイトルであることは間違いなさそうです。

駄犬